ことばのむこう

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Mind shift

バリウムの話

もう二度と飲みたくないと思っていたバリウム

今年、なぜ飲めたのか。について

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昨年、何の情報も得ずにバリウムの洗礼に遭った

ただ白いものを飲む なんとなくそんなイメージで向かったら、なんか粉(発泡剤)を口に含んでそれを流すように、紙コップを渡される

この中身がいわゆるバリウムなんだけど

なんかぬるいし、ドロっとしてるし、なによりも微妙に味付けされてる

げっぷしたらだめですよ、と言われても軽くパニックのわたしは

体と調和する余裕もなく

まさかの追い粉を飲まされることに。

何分だったのか、かなりの時間をかけて泣きそうになりながらバリウムを少しずつ飲んでいたら気分が悪くなってきて

さすがに 今日はやめときますか?と言われるも

またこんなことするなんて無理。と思ってなんとか一口ずつ飲んで行く

残り数センチ、それが飲めない。

そしたら検査技師の人が心配そうに来たから、無意識にコップを渡そうとしたら

ごめんなさい、全部飲んでくださいね。と(涙)

結局そんなこんなで散々なバリウム初体験


今年、なんとか乗り切れたのは前日の夜から精神統一したから。笑

バリウムを頑張って飲んだらあとはゴロゴロと機械の上で体を動かすだけ

所詮、5分もかからないこと

そう、たったの3~5分のことなのだ

24時間分の5分、そう考えると少し気が楽になった

とんでもなく長く感じる時間だけど、少し遠くから引いてみてみるとそれは数分の事で、一瞬じゃないか。と思ったら頑張れる気がしたのです

バリウムを一気に飲み干し、さっさと終わらせることに精神を集中させた

 

そんなことで!と思うかもしれないけど

結構日常はそんなことで成り立っていて、日常のちょっとした嫌なことや逃げたいことは全部気持ちをシフトさせることで頑張れる気がする

人間関係だったりもっと根深い問題だったり、その瞬間が終わった後もなんだかもやもやすることもたくさんあるけれど

わたしの目の前の大問題は、宇宙ではちっぽけな瞬間の出来事

そしてその一つ一つ、きっと意味のある出来事

そう思う

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