ことばのむこう

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決定を減らす

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毎日同じ服を着る そう決めてる人がいる
毎日、食事はローテーションメニューにしている
そう決めてる人がいる
そこには選択という「意思決定」が必要ないのです

決定を下すには、それぞれに大小あれどもエネルギーを要します。
本当に大切なことの判断を下すとき、
間違った判断をすることがないように、意思決定の数は少なくしたい
そういう考えだそうです

朝起きて、洋服を選ぶ
たくさんの洋服、それは自分の財産であり何か豊かにしてくれるような気がするものたち。
でも、そこにある選択という意思決定のエネルギーは
わたしたちの時間と自由と効率に負担を与えてるかもしれない
それはもしかしたらストレスになっているかもしれない。

毎日白いシャツに黒いパンツを着ている人がいれば
毎日白いシャツにデニムを着ている人がいます
でもそのシャツにはそのパンツや靴には、きちんとこだわりはあるのです
わたしの好きなヨガ哲学の先生も、毎日の洋服を決めているみたい。

その話を聞いたとき、
さすがに、わたしも!とはならなかったのですが。苦笑
昔に比べると、明らかに洋服を選択することに負担を感じていないな、と改めて気付きました

昔は流行ごとに色んなアイテムを購入したり。
そこには着まわしできそうにないパターンのものや
明らかに洋服ばかりが主張してるもの。
散々悩んで家を出た後に、この服でよかったのかなんて不安になることもあったり、
周りをみたら、みんな同じようなスタイルをしていて、そこに少し安心したり。

今の自分には、洋服はそんなにたくさん必要ないし
色は違えど似たようなスタイルばかり。
それは自分が本当に好きなものたちばかりだからとてもハッピーだし
無駄な買い物も減ったし
クローゼットの中もまとめやすい

朝起きたら、いつものように
Tシャツとパンツを選び、羽織ものを選ぶだけ。
アイカラー遊びが好きだから、メイクは少しだけ楽しんで
あとは、毎日同じ香りをまといます。
雨の日は、濡れてもいいパンツと靴を選び、その他はいつもと同じ。

それだけで、ただ「わたし」が完成する。


もちろん、何を着よう、という楽しさやときめきを感じたい時もある。
そんなときは、場面に応じて
たまにいつもと違ったメイクや、いつもと違ったスタイルを楽しんでいます。