ことばのむこう

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遠くから

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手湿疹

この年だからこそ、ちゃんと向き合って時間をかけて治そうと頑張っているけど。もう少し若くしてこんなことになっていたら、泣きそうになってすぐにくじけていただろう

ステロイドが効かなくなって、一気にステロイドをやめてから早3ヶ月弱

一番ひどいときと比べるとだいぶ良くなってきた。

ステロイドは一気にやめると塗っていた箇所や皮膚が薄くなっていた箇所がそれこそ一気に炎症を起こす。逆にその箇所以外は嘘みたいに綺麗なまま。

そして、一気にステロイドをやめた私の手は、誰の手?というほど腫れ上がり傷だらけだった


同じように湿疹やアトピーを克服してきた先輩たちに会う度に、きっといつかは綺麗になるから頑張って!と言われ。その言葉だけを頼りに頑張っている

それが数カ月もしくは数年かかるのか分からないけど。

ただひたすら、水泡ができる時期や爆発するような痒みに襲われる時期、かいて傷になってチクチク痛む時期、少し落ち着いて皮がぼろぼろ剥がれおちる時期

それを何度も何度も繰り返す。

それを良い意味でターンオーバーだと捉え、傷だらけの手を眺めてみる

指先が傷だらけになればパソコン操作が不便だし

乾燥が激しいときは、ヨガをするとき手を大きく広げるのが痛くて仕方ない

そしてなにはともあれ、毎日のスキンケアがたまらなく痛い 

なんの仕打ちなんだよ。なんて思いそうだけど、なんとなくこの現状を受け入れてる自分がいる。

とにかく治ると信じてあせらず向き合って過ごす日々。

一番しんどかったのが、夜に痒くて眠れなかったこと。気づけば夜中に何度も起きることが無くなった、これは本当にありがたい

 

痒い はこの世で一番厄介だ。今の自分にはそうとしか思えない

この痒みを我慢する苦しさ、我慢しきれずかきむしってしまったときの快感は一種のエクスタシーのようで、頭の中はヒート状態。そこから一気に訪れる痛み。ハッと気づけば、皮膚は血だらけになっている

この繰り返しは皮膚のトラブル経験者には伝わるだろうけど、本当に痒いってつらいのだ。

 

それなりにお金と時間をかけて、いろんな対策をして。少しずつ落ち着いてきている両手を眺めながら人間の再生機能を目の当たりにしている

人生の一瞬なのだろう、こんな時間も。そんなことをぼんやりと少し遠くから客観視している自分がいたりする